熊本地震について
地震直後の南阿蘇

- 電気が4日間つながらない状態で、同時に上下水道も電気で稼働していた為に使用できない状況でした。
- 主要道路が寸断され、都市部への交通がなく大変不便であった。陸地内なのに孤立した村のようになりました。
- 雨天時は山間部に土砂崩れの恐れがあり、大雨の度に避難指示を発令しました。
- 余震があるたびに土砂崩れがあるのではないかと不安だった。

各地で激しい土砂崩れが起こり、余震の度警戒が必要でした。
一部、山の地形が変化するほど影響を受けた箇所もあります。

南阿蘇村では道路の寸断・土砂崩れの影響で、1000人が孤立する事態となりました。
各地で道路が寸断され、救援物資の運搬や復興支援に支障がでました。
現在の南阿蘇

- 道路も徐々に復旧し、都市部への通行時間も短縮になり行きやすくなりました。
- 余震もほぼなくなり、楽な気持ちで生活できるようになりました。
- 都市部から南阿蘇村までの通行時間が短縮になったが、南阿蘇村観光客は地震前と比べて5割程度しか戻ってないようで、経済的にはいまだ苦しい状況です。

阿蘇大橋は未だ通行ができません。元の位置より下流で新たに架橋中です。
迂回路としては2017年夏に「朝陽大橋ルート」が開通しました。

外輪山にある風車3基は、震災による損傷で稼働が難しくなり、撤去が行われました。
西原村の風車は1基が再稼働しましたが、残り9基の再稼働は未定となっています。